脳神経外科・神経内科・整形外科・内科・消化器内科・リハビリテーション科

医療法人社団 秋桜 丸川病院

〒939-0624 富山県下新川郡入善町青島396-1

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検査のご案内

内視鏡検査のご案内


内視鏡前処置について

胃カメラ検査について

 胃カメラ検査は医師が緊急を要する疾患と判断しない限り、受診した日にご予約していただき、後日ご予約いただいた日程に合わせて検査を受けに来ていただきます。
 検査を受ける方は前日の午後9時までに食事を済ませ、それ以降は水・お茶・スポーツ飲料などの水分のみ摂取してください。飲水に制限はありませんので、暑い時期は十分な水分摂取をお願いします。
 当日の内服は血糖値を下げるお薬、粉薬の内服は中止していただきますが、それ以外のお薬(血をサラサラにする薬(抗血小板剤・抗凝固剤)も含む)の内服をしてきてください。
 過去に他の医療機関で麻酔薬によるアレルギーが見られた方は検査前にお申し出ください。また鎮静剤の使用をご希望される場合には眠気やふらつきが続く場合もありますので、検査当日は検査後にベッドにて休養いただき、眠気・ふらつきが消失したのを確認してご帰宅いただきます。お車をご自身で運転して来院いただいた場合には鎮静剤を使用することはできません。どなたかに送迎いただくか、公共交通機関を利用しての来院をお願いします。

大腸カメラ検査について

 大腸カメラは癌が多く発生する大腸の出口(直腸・S状結腸)のみ観察するS状結腸カメラと全大腸を観察し、ポリープを見つけたら切除治療を行う全大腸内視鏡検査の2つに分けられます。
 S状結腸カメラは医師が緊急を要する疾患であると判断した場合には、外来にてグリセリン浣腸を行い、受診当日に検査を行うことがあります。飲水・食事に関する制限はございません。ただしS状結腸カメラではポリープを発見しても切除する治療は行えません。
 全大腸内視鏡検査では、全大腸を観察するため、また大腸ポリープを切除するために大腸内に存在する大便をすべて排出させてからカメラを挿入する必要があります。ポリープ切除する場合に事前に中止しなければならないお薬の確認が必要ですので、全大腸内視鏡検査をご希望される患者様は原則、一度外来を受診いただいたうえで中止薬・中止期間の説明、検査の説明を行い、検査予約をいたします。
 全大腸内視鏡検査の前には1~1.5lの洗腸液(モビプレップ(TM))を飲んでいただきます。検査を予約した日に洗腸液の飲用方法の説明しお渡ししますので、検査当日にご自宅で飲用して来院してください。検査当日は午前12時頃に来院していただき、全大腸内視鏡検査同意書のご署名を確認させていただきます。ご自宅が病院から近い方は事前に病院より洗腸液を処方させていただきます。当日、ご自宅にて午前7時ころより飲用を開始し排便がきれいになりましたら指定したお時間に来院してください。洗腸液を飲用し、午前11時頃までに排便がきれいにならない場合や腹痛・吐き気・嘔吐などの症状が認められる場合にはすみやかに当院へ来院してください。浣腸の追加を行ったり、洗腸液の副作用がでていないかを確認いたします。また、ご高齢でご自宅や外来トイレでの洗腸に自信がない方、ひどい便秘症の方、抗凝固剤内服中の方などは検査数日前もしくは検査当日の朝から当院へ入院していただき、病棟の看護師とともに洗腸液による前処置を行う場合がございます。
 全大腸内視鏡検査にて大きなポリープが発見され、電気メスを使用して切除した方に限り、切除後の出血の有無を観察するため、1泊当院へ入院していただく場合があります。全大腸内視鏡検査を受けられる患者様は1泊の簡単な入院準備をして検査を受けに来てください。